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部分実行機能

部分実行は、ComfyUIのノード選択ツールボックスにある実用的な機能で、ワークフロー全体のすべてのノードを実行することなく、ワークフローの特定の部分を選択的に実行することができます。この機能は、選択されたノードが出力ノードである場合にのみアクティブになり、アクティブになると緑色の三角形アイコンとして表示されます。

部分実行機能の詳細説明

部分実行(Partial Execution)は、名前が示すように、ワークフロー全体のすべてのノードを実行するのではなく、ワークフローの特定のブランチのみを実行します。

部分実行

上記の比較図では、部分実行とワークフロー完全実行の違いを示しています:

  1. 部分実行(左):開始ノードから指定された出力ノードまでのワークフローブランチのみを実行
  2. 完全実行(右):ワークフロー内のすべてのノードを実行

この機能により、ワークフローの特定の部分をより柔軟にテストおよびデバッグでき、毎回ワークフロー全体を実行する必要を避けることで、時間と計算リソースを節約できます。

部分実行機能の使用方法は?

部分実行機能の使用条件

部分実行機能を使用するには、以下の条件を満たす必要があります:現在選択されているノードは出力ノードでなければなりません(保存ノードやプレビューノードなど)。条件が満たされると、ノードを選択した後、ツールボックスのボタンが緑色の三角形アイコンに変わります。このアイコンをクリックして、対応する部分ワークフローを実行します。

よくある質問

Q: この機能を使用する際に、なぜすべてのノードが実行されるのですか?

A: この機能の関連する欠陥は、バージョン1.24.3前後で修正されたため、フロントエンドバージョンが要件を満たすように、ComfyUIを最新バージョンに更新することをお勧めします。フロントエンドバージョン1.23.4では、この機能の欠陥はバージョン1.24.3で修正されるまで継続していました。