ComfyUI 出力フォルダの場所を変更する方法
ComfyUIを使用する際、デフォルトの出力フォルダの場所を変更する必要があるかもしれません。以下にその方法をいくつか紹介します。
方法1: 起動パラメータを使用する(推奨)
これはコードの変更を必要としない最も簡単で推奨される方法です。
Windowsユーザー向け
- バッチファイルを作成します(例: start_comfy.bat)
- コマンドを入力します: python main.py —output-directory D:\your\custom\path
- D:\your\custom\path を希望の出力パスに置き換えます
Linux/Macユーザー向け
- シェルスクリプトを作成します(例: start_comfy.sh)
- コマンドを入力します: python main.py —output-directory /your/custom/path
- /your/custom/path を希望の出力パスに置き換えます
- スクリプトを実行可能にします
ComfyUI Portableユーザー向け
- run_nvidia_gpu.bat(または対応する起動ファイル)を編集します
- コマンドの末尾に追加します: —output-directory E:\your\custom\path
- E:\your\custom\path を希望の出力パスに置き換えます
方法2: WAS Nodeを使用する(ワークフローソリューション)
ワークフロー内でより柔軟に制御するために:
- WAS Node Suiteをインストールします
- デフォルトの保存ノードの代わりにImage Saveノードを使用します
- ノード内で保存パスとファイル名形式を直接設定します
WAS Node Suite: https://github.com/WASasquatch/was-node-suite-comfyui
方法3: シンボリックリンクを使用する(上級ユーザー向け)
出力を別のドライブにリダイレクトするには:
- 元の出力フォルダを削除または名前変更します
- 管理者としてコマンドプロンプトを開きます
- コマンドを入力します: mklink /D “C:\ComfyUI\output” “D:\your\custom\path”
- パスを実際のパスに置き換えます
重要な注意事項
- 起動パラメータを使用することは最も安全な方法であり、ComfyUIの更新に影響を与えません
- folder_paths.pyを直接変更することは避けてください。将来の更新に影響を与える可能性があります
- 新しい出力パスに適切な書き込み権限があることを確認してください
- シンボリックリンクを使用する場合、ターゲットパスが存在することを確認してください
高度な使用法
自動日付フォルダ
出力を日付で自動的に整理するには:
- Save Imageノードでfilename_prefixを入力に変換します
- filename_prefixにPrimitiveノードを接続します
- フォーマットを使用します: %date:yyyy-MM-dd%/ComfyUI
これにより、2024-03-21/ComfyUI_xxxxx.pngのようなファイル構造が作成されます