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ニュースByteDanceがSeed-X 7Bをオープンソース化:28言語対応のコンパクトな翻訳モデル

ByteDanceがSeed-X 7Bをオープンソース化:28言語対応のコンパクトな翻訳モデル

2025年7月、ByteDanceはSeed-X 7Bモデルを正式にオープンソース化しました。このモデルは多言語翻訳タスク専用に設計されており、パラメータ数はわずか7億(7B)ですが、中国語、英語、フランス語、日本語、韓国語などを含む28の主要言語間の翻訳に対応しています。公式ベンチマークテストによると、Seed-X 7Bの翻訳性能はDeepSeek R1やGemini Pro 2.5などのより大規模なモデルと同等とされています。

Seed-X 7B モデル比較

Seed-X 7Bの主な特徴

  • 高効率かつ軽量:パラメータ数は7Bのみで、ローカルでの導入や推論が容易、リソース消費も少ないです。
  • 多言語対応:28の主要言語をカバーしており、インターネット、テクノロジー、オフィス、医療、金融、法律、文学、エンターテインメントなど幅広い分野の翻訳ニーズに対応します。
  • 優れた翻訳性能:FLORES-200やWMT-25などの権威あるベンチマークで良好な結果を示し、人による評価でも高く評価されています。
  • オープンソースライセンス:オープンライセンス(OpenMDW)を採用しており、コミュニティや企業での統合や二次開発がしやすいです。

ComfyUIでのSeed-X 7Bの利用

AI画像生成などのシーンで多言語統合を簡単にするため、コミュニティによってSeed-X 7B用のComfyUIカスタムノードが開発されています。インストール後、プラグインが必要なモデルを自動でダウンロードし、ComfyUIのワークフロー(workflow)内でSeed-Xを使ったテキスト翻訳が簡単に行えます。これにより多言語ワークフローの効率が大幅に向上します。

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