Flux.1 Kontext Dev オープンソース版がリリース、ComfyUI がネイティブサポートを提供
Black Forest Labs が Flux.1 Kontext Dev オープンソース版を正式にリリースしました。これは 120 億パラメータを持つ拡散トランスフォーマーモデルです。Flux.1 Kontext 商用版のオープンソース版として、キャラクターの一貫性維持、ローカル編集、スタイル参照などの同じ主要機能を提供します。特筆すべきは、ComfyUI が初日からネイティブサポートを提供していることです。
主な機能
- 完全ローカル動作: API 版とは異なり、Dev 版は完全にローカルマシンで実行され、開発者、研究者、上級ユーザーにより大きな実験の柔軟性を提供
- 強力な編集機能:
- キャラクターの一貫性: 複数のシーンや環境で画像の固有の要素の一貫性を維持
- ローカル編集: 他の部分に影響を与えることなく、画像の特定の要素を正確に修正
- スタイル参照: テキストプロンプトに従って、参照画像の固有のスタイルを保持しながら新しいシーンを生成
始め方
- ComfyUI の更新: 最新の ComfyUI 開発版を使用していることを確認
- 必要なモデルのダウンロード:
- 拡散モデル: flux1-dev-kontext_fp8_scaled.safetensors
- VAE: ae.safetensors
- テキストエンコーダー:
- ワークフローテンプレートの使用: ComfyUI で
Workflow → Browse Templates → Flux → Flux.1 Kontext Dev
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チュートリアルへのアクセス
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関連リンク
- 公式リリースブログ
- ComfyUI 公式ドキュメントチュートリアル
- Flux.1 Kontext 公式ページ
- Flux オープンソースリポジトリ
- Flux.1 Kontext Dev ONNX
- ComfyUI 量子化バージョン